ぬいぐるみの不用品はクリーニングすれば寄付できる

一度購入してから時間が経過すると、興味関心が無くなって不用品となったぬいぐるみが出てきます。大小様々なサイズのぬいぐるみがありますが、気軽に手に入れられる状況とは逆に嵩張ってしまうものの処分しづらい人が少なくありません。なぜなら、いざ不用品として捨てようとすると愛着を思い出してしまい、思い出を捨て去ることに対して抵抗感が強くなるからです。

しかし、ぬいぐるみを完全に不用品として処分することに抵抗があっても、第三者が大切に使ってくれるならば話は変わります。そこで注目されている方法が、ぬいぐるみをクリーニングして寄付する方法です。

ぬいぐるみの中には幼少期の数年間しか使用されずに眠っているものがあり、一方で福祉施設や経済的に厳しくぬいぐるみの購入に踏み切れない世帯が存在します。

福祉団体やNPO団体といった社会福祉に寄与している団体経由で不用品となったぬいぐるみが再利用されるならば、不用品として処分するよりも資源の無駄になりません。
古くなり汚れてしまっているぬいぐるみを貰ってくれる団体があるのか疑問に思う人もいるはずですが、クリーニング済みのぬいぐるみに関しては寄付を受け付けている所が少なくありません。長く愛着を持って一緒に過ごしたぬいぐるみを新しい持ち主の元へ旅立ってもらうために、クリーニングを行ってみましょう。


クリーニング済のぬいぐるみについて寄付を受け付けている社会福祉団体が多いことは、不用品となったぬいぐるみであっても元々の所有者が惹かれて購入した状態に近づけてくれているからこそです。クリーニングを行う過程で破れてしまっている箇所の修繕を所有者ができる範囲で行うので、結果的に受け入れ側は最終的な仕上げを行って新たな持ち主へ引き渡せます。

寄付を受け付けている団体は営利目的で動いているわけではないので、多額のコストをかけてまでぬいぐるみのリユースを行いません。元の所有者からクリーニング済みのぬいぐるみを寄付してもらうならば、大した費用が掛からないために受け入れ側としての抵抗がありません。